Doctor ドクター紹介

Greeting院長挨拶

院長 海野 幸利

浦和で祖父、父、従妹と歯科医院を開業する代々歯科家庭で育ちました。亡き叔父も浦和で開業しておりました
子供のころから歯形の模型や歯科医院特有の薬品の匂いにふれ自然と私は歯科医師に導かれていきました
私も地元で祖父や父のように歯科医療を通して貢献したいと平成10年、浦和の地に開業いたしました。

歯科医院に行く恐怖感など緩和し、患者さんの幸せにつながる治療を心がけていきたいと思っております。

略歴

平成3年3月 日本歯科大学卒業

所属団体

  • 日本口腔インプラント学会
  • 東京SJCD
  • SCU

Greeting副院長挨拶

副院長 海野じゅんこ

小さい頃から虫歯が多かった為、歯科医院にはよく通っていました。女医さんのいる歯科医院はとても通いやすかったことをよく覚えています。そのことが歯科医師になった大きなきっかけです。

患者さんの気持ちに沿った診療を心掛けています。歯科治療に大きな不安を持っておられる方はぜひ当院にいらしてみてください。
大切な歯を一緒にケアしていきましょう。

略歴

1991年 日本歯科大学 卒業
1998年 東邦大学医学部 医学博士号 取得
1998年 海野歯科クリニック 勤務

院長・副院長インタビューInterview

開業してどのくらい経ちますか?

院長
1998年に開業、2021年で24年目になります。地域の皆さんのお口の健康を守り、地域医療に貢献したいという思いで診療に取り組んでまいりました。もともと祖父も父も開業医で、以前は浦和駅西口周辺でクリニックを営んでいました。浦和で3代目として開院した理由は、代々、地域の人々の健康を支えてきたクリニックの歴史を守りたい、生まれ育ったこの地域に恩返しがしたいという思いからです。

患者さまの中には、祖父や父の時代からの患者さんもいらっしゃいます。小さなお子さんからご年配の方まで幅広い世代にご来院いただいています。これからは高齢化社会になるので、通院が困難な方のため訪問診療にも目を向けることを考えています。
副院長
当院は地域密着型の歯科医療をご提供したいと考ええおり、来院される方の傾向を見ても、初めはお子さん、次にご両親、そしておじいさま、おばあさまという風にご家族で通院されている方が多く、ご家族みなさんのお口の健康維持をサポートしたいと考えています。

現在力をいれている治療はありますか?

院長
いつも最善の治療を行いたいと考えており、最新の医療機器の導入も積極的に行っています。コンピュータ制御によってセラミックの詰め物やかぶせ物を作る歯科用CAD/CAMシステムを導入したことで、より天然の歯に近いセラミックを採用しやすいようにしました。これまでの虫歯治療では、患部を削って金属の詰め物をする治療が主流でしたが、金属は天然の歯よりも硬く、残った天然歯が欠けやすくなるデメリットがありました。天然歯とほぼ同じ強度のセラミックであれば、歯に接着して患部を封鎖するので、天然の歯を傷めず、被せ物から細菌が入るのを防ぎ、結果、虫歯が進行する危険性が低くなります。つまり、再治療までのサイクルを遅らせ、天然歯の寿命を延ばすことができます。

万一、セラミックが割れてもデータが残っているので、すぐに作製することが可能です。保険適用外ですが、天然歯を守るという視点から、時代は金属からセラミックに変わってきています。

口臭改善にも力を入れているそうですが、どのような治療を行うのですか?

院長
日本人は「におい」にとても敏感で、ご自身のにおいエチケットへの関心が高いように感じます。歯をよく磨いても口臭が気になると悩んでいる方も多いです。当院では、こうした悩みを抱える多くの方に、お口の専門家である歯科医の立場で対応するために、数年前に口臭の専門外来を立ち上げました。
副院長
口臭はデリケートな問題で、患者さんのメンタル面に大きな負担を及ぼします。「口臭がキツイ」と指摘されたことで、人と話すことが怖くなったという方もいらっしゃいます。当院では口臭を医学的に診断し、歯磨きの回数や食後のケア方法をお伝えし、患者さまが気持ちよく生活できるようサポートします。同じ女性として、女性の患者さまの目線に立ってカウンセリング・治療を行いますので、どうぞ構えることなく、リラックスしてご相談いただければ嬉しいです。
院長
口臭の原因は「プラーク(歯垢)」です。プラークとは、歯の表面に付着する白くやわらかい垢のようなもの。体が出す排出物の中で最も汚く細菌そのものと言われています。日本人は食後の唾液が一番出ている時にうがいをし、唾液の分泌を促すガムは「印象が悪い」と、仕事中や人前などは避ける方が多いようです。そんな日本人特有の環境・文化の下では、寝る前にしっかり歯を磨いてプラークの原因を取り除き、朝一番の歯磨きで就寝中に付着したプラークを取り除くことがいちばんの予防です。逆に歯磨きはその2回で十分。食後はそこまで気にしなくてもいいということもお伝えしたいです。

正しい歯磨きやセルフケアについて教えていただけますか?

院長
患者さんに「歯磨きは何のためにしますか?」と聞くと、多くの方が「食べカスを取るため」とおっしゃいます。プラーク=食べカスだと認識している方も多く、この事実を知ったときはショックでした(笑)。ブラッシングは「虫歯菌や歯周病菌を防ぐため」に行うもので、セルフケアで意識するべきことは「菌を除去する」ことです。「菌を除去する」ことを意識することで、歯磨きの方法も成果も変わってきます。私は小学校の校医もしているので、特に小さいお子様から意識を高めてもらうよう、積極的にお伝えしていきたいです。

今後の目標についてお聞かせください

院長
当院が「一人ひとりに寄り添うホームドクター」の存在として、今後も地域貢献を続けていくことが目標です。患者さんが安心して通い何でも相談できる、そんな場所であり続けたいと思います。また設備では、肉眼で見えない部分が確認できるマイクロスコープや、治療の痛みを和らげる切削機器、レーザー治療器、口腔内カメラなどをそろえ、最善の治療環境を整え、患者さまのご要望にお応えできるよう努めています。矯正やインプラント治療などの精密治療も、勉強会に参加し知識を深め、より技術を高めて、いつも今の自分をアップデートしていきたいです。
副院長
今後も患者さん一人ひとりと真摯に向き合い、いい意味で分け隔てのない診療を心がけてまいります。お口の健康は生活の質にも繋がると考えています。患者さまの健康のため、そしてよりよい生活のために、当クリニックがサポートしてまいります。地域の皆さまが信頼できる場所として末長く通っていただけるよう研鑽を積んでいきますので、心配事がある方はお気軽にお越しください。